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ゼロエネルギーハウス(ZEH)

ゼロエネルギーハウス(ZEH)とは?

ZEH(ゼッチ)とは、ネット・ゼロ(Zero)・エネルギー(Energy)・ハウス(House)の略語です。
創エネ・省エネ・断熱の3つがゼロエネルギー住宅(ZEH住宅)の条件です。
外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入で、室内環境の質を維持、大幅な省エネルギーを実現し、再生可能エネルギーを導入する事で、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した住宅です。
 
「住まいが創るエネルギー」ー「住まいで使うエネルギー」≠0(ゼロ)

住宅性能や高効率設備機器

【耐震補強の木】

大規模な地震での倒壊・崩壊の危機を守る。
建物の内外部の壁・柱・梁の耐力や剛性、ねばり強さを向上させ、建物の耐震性能を高める方法を耐震補強という。

耐震

【断熱材】

熱移動を減少させる資材。
室内空間の温度を一定に保つ為、外からの温度の影響を減らす役割がある。

【断熱窓】

ガラス面に特殊な全属膜をコーティングし、高性能ガスを封入する。その為、熱の伝わりを抑制させ、ガラスの断熱性を向上させる。夏は涼しく、冬は暖かい一年中快適な日々を過ごせる。

断熱窓

【エコキュート】

空気の熱でお湯を沸かす事のできる電気給湯器。
震災などの断熱時に、タンク内の水を非常用水をして使用可能。

【太陽光発電】

太陽の光を太陽光パネルに集め、電気を作る。毎月の光熱費を節約でき、発電時にCO2を減らして環境にやさしい。

太陽光発電

【蓄電池】

太陽光発電で発電した電気を貯めておくことができる。曇りの日、夜間や停電時に使用する際、必要な設備。

【V2H】

V2Hとは、Vehicle to Homeが名前の由来である。
電気自動車を家庭用蓄電池に変える事ができ、停電が発生した際、非常電源として使用可能。電気自動車(EV)やプラグインハイブリット自動車(PHV)を一般的な家庭用コンセントで充電する場合とV2Hで充電する場合では、V2Hの方が一般的な家庭用コンセントよりも約半分の時間で充電できる。
V2H機器自体に蓄電池機能はなく、V2HとEV/PHVを併用する事で、移動手段であったEV/PHVが蓄電池の役割を果たしてくれる。

 
 
V2H

メリット

メリット①

-家計にやさしい-

高い住宅性能と高効率設備により、自宅で使用する電力を最小限に抑えることができる。自家発電した電力量が家庭の消費電力量を上回った場合、電力会社に余った分を買い取ってもらう「売電」が可能。

貯金

メリット②

-快適な生活-

熱を外に逃がさず、家の中の温度を一定に保つ。
室内が快適な状態に保たれる為、断熱性がしっかりしていて、室温の急激な変化がなくなる。冬の起床時、室温の低下が従来の住宅の半分程度。冬でも室内での体感温度は温かい。

家族

メリット③

-環境にやさしい-

ゼロエネルギーハウス(ZEH)は、エネルギー消費が少なく、太陽光などの再生可能エネルギーを使用する。温室効果ガスの削減効果が高く、環境に与える負担を小さくする。近年の異常気象の原因となっている温室効果ガス排出量を削減し環境保護に貢献できる。

CO2

メリット④

-健康に良い-

ゼロエネルギーハウス(ZEH)の導入により、断熱性能も高くなった住宅では、居室間の温度差が小さくなる。居室間を移動した際の体温調節や血圧変動が少なくなり、体調改善にもつながる。

料理

メリット⑤

-震災時に安心-

大規模な災害で停電した場合でも、自宅の設備さえ無事であれば電気が使用できる、断水時もタンク内の水を使用する事ができる。突然の災害でも安心して過ごせる。

防災

メリット⑥

-補助金制度-

ゼロエネルギーハウス(ZEH)の補助金制度は、国土交通省・環境省・経済産業省が連携している。国が定めた3つの基準「創エネ×省エネ×断熱」を満たす住宅を建てる場合、補助金が申請できる。設備などで多額の費用がかかるが、補助金で一部を負担してくれるのは、とても大きなメリットである。

 
補助金

デメリット

初期費用

デメリット①

-初期費用がかかる-

セロエネルギーハウス(ZEH)には、従来の家よりも性能を高める為の設備が必要となる。これらの設備を導入する為には、初期導入コストが従来よりも多くかかる。

雨

デメリット②

-天候に左右される-

セロエネルギーハウス(ZEH)には、太陽光発電が不可欠ですが、太陽光は太陽の光を利用して発電する為、天候の悪い日は発電量が減る。

メンテナンス

デメリット③

-設備メンテナンス-

各設備のメンテナンスは必要となる。
これは、発電効率を維持する為に、定期点検・設備を欠かせない。

太陽光発電

デメリット④

-建物の制限-

設備の設置関係で、建物のデザインが制限される可能性がある。太陽光パネルを設置する為には、南向きの屋根に取り付ける事からデザインが制限されてしまう。他の設備を置ける場所の確保も必要になる。